ローン知識2026.04.25

中古住宅購入+リフォームローン完全ガイド

中古住宅購入+リフォームローン完全ガイド
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リフォームローン、一緒に考えよう!

近年、住宅の購入にあたり中古物件を購入して、リフォームをする方が増えています。日本では、多くの方が住宅の購入時に住宅ローンを借りますが、リフォームの費用についてもローンが借りられます。ここでは、中古物件を購入してリフォームをする場合のプロセスや資金計画の立て方、ローンの利用方法についてご案内いたします。

リフォームにかかる費用は?

一般的にリフォームとは、「キッチン、浴室、トイレ等設備の交換」や「住宅の増改築」、「住宅の修繕」のことを言います。具体的なリフォームとしては、壁紙やフローリング等床材の張替え、キッチンやユニットバスなど水回り設備の交換、雨漏りの修繕、間取り変更など多岐に渡ります。

こちらは一般的なリフォームにかかる費用と工事日数の目安になります。前もって、リフォームにかかる費用を把握しておくことで、住宅購入資金も合わせての資金計画が立てやすくなります。また、物件購入後すぐにリフォームする場合、リフォーム工事完了後に入居することになるので、およその工事にかかる日数も把握しておくと良いでしょう。

リフォーム箇所 費用相場 工事日数
キッチン90〜150万円6日〜2〜3週間
浴室100〜150万円3〜7日
トイレ15〜40万円3〜7日
洗面10〜40万円1〜4日
壁紙クロス張替え
10畳(壁面積:約45㎡)
5〜10万円2〜3日
床材フローリング張替え
20畳(床面積約33㎡)
20〜50万円2〜6日

※リフォームの範囲や商品のグレード、工事業者等によって異なります。あくまでも参考情報になります。

リフォーム費用をローンで借りる方法

多くの金融機関は住宅の新築、購入資金用の「住宅ローン」と、リフォーム費用専用のリフォームローンを取り扱っています。

リフォームローンは、住宅ローンとは全く異なる商品で、無担保のローンになります。そのため、購入する住宅を担保にする住宅ローンと比較して、融資額は低く、金利は高めで、返済期間も短めになっています。

「住宅ローン」「リフォームローン」の比較

項目 住宅ローン リフォームローン
資金用途住宅の新築、購入資金リフォーム費用
担保購入物件に抵当権が設定される不要
審査審査が厳しく、借り入れに2〜3週間かかる1日〜1週間程度。審査が少なく、借り入れに時間がかからない
融資額1億円まで、3億円までなど高め500〜1,500万円までと低め
金利低金利
変動:0.5〜1.0%
金利は高め
変動:2.0〜4.0%
返済期間最長35年最長10〜15年
住宅ローン控除の適用有り無し

「リフォーム一体型住宅ローン」がおすすめ

いくつかの金融機関では、住宅購入費用とリフォーム費用をまとめて借りられる「リフォーム一体型住宅ローン」という商品を扱っています。住宅ローンを借りる際に、リフォームの費用も含めて、まとめて借りられる商品になります。

住宅ローンの扱いになるので、金利が低く、返済期間も長くなります。住宅ローンとリフォームローンをそれぞれ組むのに比べて、ローンが1本にまとまっているので返済計画が立てやすく、諸費用も軽減できます。中古住宅を購入してすぐにリフォームをする予定の方には、メリットが多いため、検討されることをお勧めします。

「リフォーム一体型住宅ローン」を取り扱う金融機関

長期固定金利なら「フラット35リノベ」、民間の金融機関でも変動金利や10年固定などの様々な商品があります。

  • SBI新生銀行 リノベーション(リフォーム)資金
  • みずほ銀行 中古住宅の購入とリフォーム一体型の住宅ローン
  • 三井住友住宅ローン 三井住友住宅ローン(諸費用・リフォーム口)

利用の注意点

リフォーム一体型住宅ローンは、住宅ローンとリフォームローンが一つにまとまっている商品ですので、住宅ローンの申込時までに、リフォーム費用として借入したい額を見積り出ししておく必要があります。住宅ローン申込時には、金融機関に「リフォーム工事額の見積り」や「工事請負契約書」の提出が必要になります。

中古物件の購入+リフォームローンの流れ

1

物件を選ぶ

物件を見学し、購入を検討したい物件が見つかったら、不動産仲介会社に希望のリフォームができるか気になる点を確認しましょう。

2

リフォーム会社に依頼する

不動産仲介会社によっては、ご希望に応じてリフォーム会社を紹介してくれる場合もあります。依頼したいリフォーム会社が決まっていれば、不動産仲介会社を通して、リフォーム会社の担当者が物件の確認ができるよう手配してもらいます。

3

金融機関に住宅ローンを申し込む

各金融機関の住宅ローンの条件を確認し、事前申込をします。「リフォーム一体型住宅ローン」に申込む場合は、リフォーム費用を含めての融資になりますので、金融機関に「リフォーム工事額の見積り」や「工事請負契約書」の提出が必要になります。審査で通らない場合も踏まえて、複数の金融機関に申し込んでおくと安心です。

4

物件購入の申込をする

金融機関から住宅ローンの事前承認が得られたら、不動産仲介会社を通して、購入希望物件の売主に購入の申込をし、購入価格や引渡し時期等について交渉して決めます。

5

物件購入の契約〜決済、リフォーム開始まで

売主と購入条件について合意できたら、不動産売買契約を締結します。契約締結後、住宅ローンに正式に申込をし、本審査で承認が得られた後に、不動産売買契約の決済になります。契約から決済までの期間は、売主買主間の合意内容によりますが、一般的には2週間から3か月ほどになります。

6

リフォーム工事開始〜完了

不動産の引渡し後、リフォーム工事を開始します。リフォーム工事が完了したら、金融機関に、所定の「工事完了報告書」を提出します。金融機関は、リフォーム会社へリフォームの融資金額を振り込みます。

中古物件を購入してリフォームをする場合の資金パターン

1. 物件購入に住宅ローンを利用し、リフォームは自己資金

簡易なリフォームなどでリフォーム費用が低い場合や、ある程度自己資金がある方、親から資金援助が受けられる方などに向いています。住宅購入にはできるだけ自己資金を使わず、リフォーム費用に自己資金を回せると良いでしょう。

2. 物件購入は住宅ローン、リフォームはリフォームローンを利用

住宅ローンとリフォームローンをそれぞれローンで借ります。リフォームローンの返済期間中は、住宅ローンの返済とダブルでの返済になるので、負担が重くなりますが、リフォーム費用が数十万円〜数百万円で済む場合には適しています。

3. 物件購入とリフォーム費用をまとめて住宅ローンを利用

「リフォーム一体型住宅ローン」のケースです。築年数の経った物件でリフォームの費用が高額になる場合、リフォームのイメージが固まっており、スピーディーにリフォームのプランが決められる場合にお勧めです。

まとめ

中古物件を購入して、リフォームする場合、まずは物件選びからスタートします。理想の住まいのイメージや資金計画について、事前に不動産仲介会社に相談してみましょう。

中古物件の購入には、スピーディーな対応が必要になるため、購入物件に求める条件を整理しつつ、リフォームの可能性、ローンを利用するパターンなど検討しながら、不動産仲介会社と連携して進めていくことが重要になります。東大阪・八尾・大東・四条畷エリアでの中古物件購入・リフォームについてご不明点があれば、お気軽にご相談ください。